玄関スロープの後付け費用・条件は?実績1万件のプロが教える失敗しない選び方と実例
玄関の段差が高齢の親にとって負担になっている。 車椅子での出入りを楽にしたい。 将来に備えて今から準備したい。 そんな思いから、玄関スロープの後付けを検討される方が増えています。 ただ、 「本当にうちの玄関に作れるのか?」 「どんなスロープを選べばいいのか?」 「費用はどれくらいかかるのか?」 と、判断に必要な情報が整理できず、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 実際、安全性を確保するには段差…
門扉がギシギシ音を立て始めた、鍵が引っかかるようになった、サビが目立ってきた。
いよいよ交換かなと考え始めると、「いくらかかるんだろう」「どこに頼むのがいいんだろう」と気になってきますよね。
見積もりを取ってみると、業者によって金額がまちまち。
「追加費用」という言葉も聞こえてきて、結局いくら用意すればいいのか見えにくい。
これは、門扉交換の費用が「扉の価格」だけでなく、門柱や基礎の状態によって変わってしまうからです。
扉だけ新しくしても、柱が傾いていたり基礎が沈んでいたりすると、また同じ不具合が出てきてしまいます。
この記事では、門扉交換の総費用と、その内訳や追加費用が出る理由、材質・開き方別の価格、失敗しない業者選びまで、プロの視点で具体的に解説します。
愛知県小牧市で60年以上、累計10,230件以上の外構工事を手がけてきた堀央創建の経験をもとに、失敗しない門扉交換の方法をお伝えします。
【プロフィール】
外構業界で約19年のキャリアを持つ一級エクステリアプランナー。年間120件以上のプランニングを手がけ、タカショーデザインコンテスト銅賞をはじめ受賞歴も多数。モダンデザインの外構、ローメンテナンスの庭、ウッドデッキ・カーポート設計、ライティングを活かした空間演出を得意とし、機能性と意匠性を両立させ、お客様の期待を超える価値ある空間づくりを信条とする。
【保有資格】
1級エクステリアプランナー、ブロック塀診断士、職長・安全衛生責任者
【趣味】
ゴルフ、フットサル
門扉交換を考える上で、まず知りたいのは「いくらかかるのか」ですよね。
門扉交換の総費用は、門扉本体の価格と施工費用を合わせて、標準的なケースで約15万〜30万円前後が目安となります。
中級グレード以上の門扉や、門柱・基礎の補修が必要な場合は、40万〜50万円を超えることもあります。

門扉の価格は、開き方によっても違います。
片開きと両開きでは、2倍近く変わることもあるんですね。
開き方を選ぶときは、価格だけでなく、敷地の間口や日常の使い勝手も考える必要があります。
間口が狭い場所に両開きを選んでも、うまく開かないこともあるからです。
まずは、代表的な4つの開き方の価格帯を見てみましょう。
| 開き方 | 価格帯 | 特徴・向いている場所 |
|---|---|---|
| 片開き門扉 | 約9万円~ | スペースが限られる場所に向く |
| 両開き門扉 | 約12万円~ | 正面玄関向き・荷物の搬入もスムーズ |
| 引き戸門扉 | 価格は比較的高め | 開閉スペース不要で奥行きがない敷地に向く |
| 親子開き門扉 | 両開きと同程度 | 日常の利便性と広い間口を両立 |
両開きは扉が2枚になる分、本体価格も施工の手間も増えるため、価格は高めになります。
ただ、門扉は費用だけで決めない方がいいでしょう。
というのも、敷地の形状や日常の使い方に合わないものを選ぶと、毎日不便を感じることになるからです。
自宅にどのタイプが合うかは、この後の「開き方で選ぶ」で見ていきます。

開き方の次に価格を左右するのが、素材です。
素材によって、耐久性やメンテナンスの手間も大きく変わります。
素材別の価格帯を見てみましょう。
| 素材 | 価格帯 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| アルミ | 9万円~ | 軽量・サビに強い |
| 木製 | 12万円~ | 温かみ・定期塗装が必要 |
| スチール | 3万〜10万円 | 頑丈・サビやすい |
| アルミ鋳物 | 20万円〜 | 高級感・重量あり |
アルミは、軽くて開閉が楽な上、サビにも強いため、メンテナンスの手間がほとんどかかりません。
そのため、価格と使い勝手のバランスが良く、もっとも人気の高い素材です。
一方、木製やアルミ鋳物は、温かみや高級感が魅力ですが、初期費用は高め。
木製は定期的な塗装が必要で、アルミ鋳物は重量があるため、基礎がしっかりしていないと設置できないこともあります。
素材選びのポイントは「デザインの相性」と「メンテナンスの手間をどこまで許容できるか」の2つです。
この後の「材質で選ぶ」で、それぞれの特徴を見ていきます。

門扉の価格は、グレードによっても大きく変わります。
同じアルミ製でも、スタンダードモデルとハイグレードモデルでは、装飾性や機能性が違うため、価格も2倍以上開くこともあるんですね。
スタンダードグレードは、シンプルなデザインや小型門扉が中心の廉価モデルで、本体価格帯はおおよそ9万円~(片開き〜両開き)です。
必要最小限の機能で、コストを抑えたい方に向いています。
ミドルグレードは、意匠性や質感が向上した中級モデルで、本体価格帯は約20万円~(片開き〜両開き)。
高さや装飾性が増し、防犯機能などを付加した商品も含まれます。
家の顔として、ある程度の見栄えを求める方に人気のグレードです。
ハイグレードの高級門扉は、本体価格が50万円を超えることもあります。
凝ったデザインや電気錠など最新機能を備えた製品が多く、特注サイズ対応品も含まれるでしょう。
高級感を演出したい方や、機能性を重視する方に向いています。
グレードが上がるほど、デザイン性や機能性は高まりますが、その分費用もかさみます。
予算と求める機能性のバランスを考えて選びましょう。

門扉本体の価格とは別に、施工費用がかかります。
主な施工費用の内訳は以下の通りです。
| 費用項目 | 金額 | 内容・注意点 |
|---|---|---|
| 既存門扉の撤去・処分 | 3万〜5万円 |
|
| 基礎工事 | 5万〜8万円 |
|
| 門扉取り付け工事 | 3万〜5万円 |
|
| その他諸経費 | 1万〜3万円 |
|
| 総額の目安 | 15万〜30万円前後 |
門扉本体+上記施工費の合計 |
思った以上に、施工費用もかかるんですね。
見積もりで「工事一式」とまとめられていると、後から追加費用が出やすいため、この表のように項目ごとに金額が明記されているか確認しましょう。

見積もり時には含まれていないものの、現場の状況によっては追加で費用が発生することがあります。
追加費用が発生しやすい主なケースは4つあります。
門柱や門袖にひび割れや傾きがある場合、撤去・新設が必要になります。
扉だけ交換しても、柱が傾いていると扉が閉まりにくくなったり、すぐに不具合が再発したりするため、同時に対処することが多いんですね。
柱ごと交換する場合は10万円を超えることもあるため、現地調査の段階で門柱の状態をしっかり確認してもらいましょう。
価格帯:数万円〜10万円以上
基礎が沈んでいたり、強度不足で不安定だったりする場合は、基礎から打ち直しが必要です。
基礎がしっかりしていないと、新しい門扉を設置してもすぐに傾いたり、蝶番に負荷がかかって壊れやすくなったりします。
見積もりに基礎工事が含まれているか、追加費用の可能性があるかを確認しましょう。
価格帯:追加5万〜10万円程度
電子錠やオートクローザーを後付けする場合、本体価格とは別に取り付け作業料が発生します。
配線を引く手間や、既存の配管との兼ね合いで工事が複雑になることもあるため、事前に見積もりに含めてもらう方が安心です。
見積もり時に「電気工事込みか」を確認してください。
価格帯:約2万〜3万円程度(本体価格は別)
傾斜地や特殊サイズの場合、特別な金物やカット調整が必要となり、追加費用が発生することがあります。
現地調査で事前に確認してもらい、追加費用の可能性を見積もりに反映してもらいましょう。
見積もりで「○○工事一式」とまとめられている項目は要注意です。内訳を細かく確認し、追加費用の有無を書面で確認することが大切です。

門扉の交換を考えるとき、「今すぐ交換すべきか」「もう少し様子を見てもいいか」の判断に迷いますよね。
交換のタイミングと、メンテナンスで様子見できる状態を見ていきましょう。
門扉は毎日使うものなので、少しずつ劣化していきます。
以下のような症状が見られる場合は、安全性や防犯性に問題が出てくるため、今すぐ交換を検討することをおすすめします。
こんな症状があれば、今すぐ交換を検討すべきです。
特に門柱や基礎に問題がある場合は、扉だけ交換しても解決しないため、全体を診断してもらいましょう。
一方で、以下のような状態なら、定期的なメンテナンスで様子を見ることもできます。
この段階なら、定期的なメンテナンス(サビ取り、塗装、蝶番の調整)で様子を見ることもできます。
ただし、放置すると劣化が進むため、早めの対処がおすすめです。
ここまで、交換すべきサインと様子見できる状態を見てきました。
門扉を交換すると、主に3つのメリットがあります。
新しい門扉なら、ディンプルキーや電子錠など高性能な鍵を導入できます。
従来の鍵と違ってピッキングが難しく、防犯カメラとの連動も可能です。
さらに、電子錠やリモコン錠なら、買い物帰りで両手が塞がっているときもボタン一つで開閉でき、お子さんが鍵を忘れても暗証番号で入れるため安心です。
引き戸や親子開きにすれば、大きな荷物の搬入もスムーズになります。
そして言うまでもなく、門周りが新しくなると、家全体の印象がガラッと変わるでしょう。

費用相場と交換のタイミングが分かったところで、次は「どんな門扉を選べばいいのか」を見ていきましょう。
門扉には、開き方や材質、デザイン、機能など、さまざまな種類があります。

門扉の開き方には、いくつかのタイプがあります。
「デザインで選べばいいんじゃない?」
と思いがちですが、実は敷地の間口、前後のスペース、日常の使い勝手によって、向き不向きがはっきり分かれます。
門扉の前にすぐ道路がある場合、前に開く片開きや両開きだと、歩行者や車に当たる危険があるからです。
こういう場合は、横にスライドする引き戸の方が安全です。
また、車椅子や大きな荷物を運ぶことが多いなら、間口が広く取れる両開きや親子開きが便利ですね。
それぞれの開き方の特徴と、どんな場所に向いているかを見ていきましょう。
| 開き方 | 価格帯 | 必要なスペース | メリット | デメリット | 向いている場所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 片開き | 9万円~ | 開く方向に半円状のスペース |
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| 両開き | 12万円~ | 左右に扇形のスペース |
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| 引き戸 (スライド) | 比較的高め | 横方向に扉と同じ長さのスペース |
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| 親子開き | 両開きと同程度 | 左右に扇形のスペース(非対称) |
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「見た目がいいから」という理由だけで選ぶと、使い勝手で後悔することもあるため、現地調査で、どのタイプが向いているか確認してもらうことをおすすめします。

開き方の次に考えたいのが、材質です。
材質では、種類によって、メンテナンスの手間や長期コストが大きく変わります。
それぞれの材質の特徴と、どんな家に向いているかをまとめました。
| 材質 | 価格帯 | メリット | デメリット | 向いている家 | メンテナンス |
|---|---|---|---|---|---|
| アルミ | 9万円~ |
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ほぼ不要 |
| 木製 | 12万円~ |
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2〜3年ごとに塗装 |
| スチール | 3万〜10万円 |
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定期的に塗装 |
| アルミ鋳物 | 20万円〜 |
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ほぼ不要 |
一般的に、サビに強く、メンテナンスが楽なアルミ製が人気です。
開き方と材質が決まったら、次はデザインと機能です。
門扉は「家の顔」なので、デザイン性は大切ですが、同時に防犯性や使いやすさも考える必要があります。
どれだけ高級で美しい門扉でも、家の外観と合っていなければ、浮いて見えてしまいます。
外壁・屋根の色との相性や、家全体のテイスト(和風・洋風・モダンなど)を考えましょう。
門柱や門袖、アプローチ全体とのバランスも重要です。
私たち堀央創建では、エクステリアプランナーが門周り全体・外構全体のトータルコーディネートを提案しています。
門扉のデザインによって、防犯性やプライバシー性が変わります。
また、鍵の種類も重要です。
従来の鍵では、ピッキングのリスクがありますが、ディンプルキーは複製が難しく、防犯性が高いため安心です。
電子錠やスマートロック、リモコン錠を導入すれば、鍵を持たずに開閉できるため、かなり便利になります。
暗証番号式やカードキー式、スマートフォン連動など、さまざまなタイプがあります。
インターホンや防犯カメラとの連動もできるので、防犯面でも安心です。
ただ、電気配線工事が必要になるため、追加費用がかかる点には注意しましょう。

門扉交換では、事前に知っておくべき注意点があります。
これから紹介する5つのポイントは押さえておきましょう。
「扉だけ交換すれば費用を抑えられる」と考える方もいますが、門扉の不具合の原因は、門柱・基礎の劣化にあることも多いです。
扉だけ交換しても、すぐに再度トラブルが発生し、二重の出費になってしまいます。
交換前に門柱・基礎の状態も含めて診断してもらい、必要なら同時に補修することをおすすめします。
私たち堀央創建では、門柱・基礎の状態も診断し、本当に必要な工事範囲を事前にお伝えしています。
「自分で取り付ければ安い」と考える方もいます。
ただ、門扉交換は、蝶番の調整、水平・垂直の確認、基礎の状態チェックなど、専門技術が必要な作業です。
作業に慣れていない場合、やり直しが必要になることもあります。
プロに依頼するかDIYにするかは、上記のポイントを考慮して判断しましょう。
「見積もりが一番安い業者を選べばいい」と思うかもしれませんが、少し注意が必要です。
安さには必ず理由があり、施工品質・追加費用・保証の弱さが後から響くことがあります。
見積もりの「安さ」だけでなく、「内訳の明確さ」「施工実績」「保証内容」を総合的に判断しましょう。

では、門扉交換をどこに頼めばいいのか、迷うところですよね。
代表的な、外構専門業者、ホームセンター、ネット激安業者を、3つの視点で比較していきます。
門扉交換は「商品を買って取り付けるだけ」という単純な作業ではありません。
現地の状況(門柱・基礎の劣化、配管の位置、敷地の傾き)によって、必要な工事の範囲も費用も変わります。
この3つで、各依頼先を比較していきます。
「見積もりを取らずに、サイトで価格が分かる」という手軽さが魅力です。
ただし、事前調査が不十分で追加費用が出やすく、施工は下請けが行うため品質にバラつきが出やすいという点には注意が必要です。
窓口が一本で、商品選びから取り付けまで一括で頼め、キャンペーン時には価格が安くなることもあります。
ただし、現地調査が形式的で、施工は下請けが行うため、追加費用が出やすく品質にバラつきがある傾向があります。
外構専門業者は、門柱や基礎の状態を診断し、必要な補修範囲を事前に見極めてくれるため、「後から追加費用が出た」というトラブルが起きにくいのが最大の強みです。
価格は最安ではありませんが、現地調査をしっかり行い、追加費用が出にくいため、総額では変わらないことも多いんですね。
私たち堀央創建では、累計10,230件以上の施工実績を持つ外構専門店として、自社職人による一貫施工で対応しています。
門柱・基礎の状態も含めて診断し、必要な工事範囲を事前にお伝えするため、「後から追加費用が出た」というトラブルを防ぎやすい体制を整えています。

私たち堀央創建が実際に手がけた門扉交換の施工事例もご紹介します。

18年前に施工した外構の門扉が経年劣化し、色褪せが目立つようになっていました。
お客様から「気分を変えたい」とご相談をいただき、モダンなデザインの門扉に交換しました。
お客様の声:「思い切ってやって良かった」「気分が変わって良かった」とお喜びの声をいただきました。

和風住宅に合う、温かみのあるデザインをご希望でした。
木目調のデザインが家全体とマッチし、温かな印象に仕上がりました。
今回は、門扉交換の費用相場から選び方、失敗しないための注意点、依頼先選びのポイントまで、解説しました。
門扉交換で大切なのは、開き方が敷地に合っているか、材質のメンテナンス性、そして門柱・基礎の状態まで診断してもらうことです。
扉だけ交換しても、門柱が傾いていたり基礎が劣化していたりすると、すぐに不具合が再発してしまいます。
私たち堀央創建は、累計10,230件以上の施工実績を持つ外構専門店として、自社職人による一貫施工で、門柱・基礎の状態も含めて診断し、必要な工事範囲を事前にお伝えします。
まずはお気軽にご相談ください。無料の現地調査・お見積もりを承っています。
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