
2025.08.29
おしゃれな庭の雑草対策ランキング|7つの方法の比較と目的別も解説
「せっかくきれいにした庭なのに、気がついたら雑草だらけ…」そんな経験、ありませんか? 抜いても抜いても生えてくるし、放っておくと見た目も台無し。 草むしりの時間ももったいないし、正直ちょっと憂うつになりますよね。 しかし、雑草対策は「防げれば何でもいい」というわけじゃありません。 どうせなら、おしゃれで居心地のいい庭にしたいもの。 とはいえ、タイルや人工芝、砂利、コンクリート…といろいろありすぎて…
投稿日:2025.08.27 最終更新日:2025.08.27
「頑張って砂利を敷いたのに、数年後にはまた雑草が…」 「DIYしたら、なんだか前より管理が大変になった気がする…」
庭の雑草対策で砂利を敷いたのに、こんな残念な結果になってしまうことがあります。
プロの施工も、一見すると、ただ砂利を敷いているだけに見えるかもしれません。
しかし実際は、雑草対策を長持ちさせるためのさまざまな工夫が加えられている点が、DIYとの大きな違いです。
この記事では、数々の庭づくりを手掛けてきたプロの視点から、DIYでよくある失敗例と、それを防ぐためにプロが実践している砂利の選び方、敷き方を具体的に解説します。
【プロフィール】
「お客様の想いを汲み取り、期待を超える提案」を信条とする一級エクステリアプランナー。外構業界で約20年の経験を活かし、タイルを効果的に使ったモダンデザインから趣のある和庭、雑木を活かした空間演出まで幅広く手がける。リクシルデザインコンテストでの金賞受賞をはじめ、主要メーカーのコンテストで多数の受賞歴を持つ。
【保有資格】
1級エクステリアプランナー、ブロック塀診断士、職長・安全衛生責任者、2級福祉住環境コーディネーター、2級色彩検定、測量士補
【趣味】
家族とのキャンプ、バイク、鮎釣り、猫、温泉、散歩
「砂利を敷くだけで雑草がなくなる」と聞いても、いまいちピンとこないかもしれませんね。
その仕組みは、雑草の性質に基づいた、とてもシンプルなものです。
ポイントは、以下の3つ。
この3つの組み合わせで、しつこい雑草が生えにくい状況をつくります。
プロは施工の前に「転圧」といって、専用の機械で地面を固く締め固め、そもそも雑草が根付きにくい環境をつくります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
雑草も植物ですから、成長には太陽の光が欠かせません。
砂利を敷き詰めることで、地面に届く太陽光を物理的にさえぎります。
光合成ができなくなった雑草は、それ以上大きくなれません。
さらに、プロの施工では砂利の下に高品質な「防草シート」を敷くため、光をほぼ100%カットでき、より確実な効果が期待できます。
土の中から発芽しようとする雑草にとって、重く密集した砂利の層は、行く手を阻む「壁」になります。
発芽したばかりの新芽では、この分厚い壁を突き破って地上に出てくることは、とても難しいんですね。
雑草は、どこかから飛んできた種が地面に落ちて、そこから新たに発芽することでも増えていきます。
砂利の上は、土と違ってカラカラに乾きやすいため、種が根を張るための条件が揃いにくい環境です。
また、プロは施工の前に「転圧」といって、専用の機械で地面を固く締め固めます。
これにより、そもそも種が根付きにくい、しっかりとした下地をつくります。
庭の雑草対策として人気の砂利敷きですが、具体的にどのようなメリットがあり、逆にどんな点に注意すべきなのでしょうか。
ここで、砂利を選ぶ前に知っておきたいメリットと、意外と見落としがちなデメリットの両方をお話ししますね。
砂利敷きの大きな魅力は、コンクリートやタイルを使った対策に比べて、初期費用を抑えられる点です。
DIYであれば材料費だけで済みますし、業者に依頼した場合でも比較的費用を抑えて施工できます。
それでいて、後述する耐久性の高さから、一度正しく施工すれば長期間にわたって効果が持続するため、コストパフォーマンスが高い方法です。
砂利には、雨水を素早く地面に浸透させる高い透水性があります。
庭に砂利を敷くことで、雨の日に水たまりができたり、地面がぬかるんだりするのを防ぐことができます。
また、建物の基礎部分への雨水の泥はねも軽減できるため、家の外壁をきれいに保つ効果も期待できます。
砂利の上を歩くと「ジャリジャリ」という大きな音がします。
この音は、空き巣などの不審者が侵入をためらう要因になるといわれており、手軽にできる防犯対策としても人気があります。
特に、音が出やすいように加工された「防犯砂利」を選べば、より高い効果が期待できます。
砂利は、色や形、大きさの種類が非常に豊富です。
純白で丸みのある「白玉砂利」や、シャープでモダンな印象の「青砕石」、和風庭園によく合う「伊勢砂利」など、建物の外観や庭のテイストに合わせて自由に選ぶことができます。
曲線的なデザインにも柔軟に対応でき、自然な景観をつくりやすいのも、砂利ならではのメリットです。
石である砂利は、紫外線や雨風による劣化がほとんどありません。
一度敷いてしまえば、素材自体が腐ったり、色褪せたりすることはなく、長期間にわたってその見た目と機能を維持してくれます。
他の雑草対策と比較しても、その耐久性の高さは大きな強みです。
これはもっとも重要な注意点です。
「砂利を敷いたのに雑草が生えてきた」という失敗のほとんどは、防草シートを敷いていないか、施工が不十分なことが原因です。
砂利の隙間から生えてくる雑草や、砂利自体が土に沈んでしまうのを防ぐためにも、防草シートの併用は必須と考えてください。
砂利を敷けば全く手入れが不要になるわけではありません。
砂利の上に落ち葉や土が溜まると、それが新しい土壌となって、そこから雑草が生えてくることがあります。
そのため、定期的にブロワーで落ち葉を吹き飛ばしたり、ホウキで掃いたりといった掃除は必要になります。
砂利の上は、コンクリートやタイルのように平らではないため、ヒールのある靴では歩きにくいことがあります。
また、ベビーカーや自転車、車椅子などの通行もスムーズにはいきません。
庭のどの部分をどんな用途で使うのかを考え、歩行する場所には粒が小さく角が丸い砂利を選ぶなどの工夫が必要です。
人が歩いたり、強い雨が降ったりすることで、砂利が意図しない場所に散らばってしまうことがあります。
芝生や花壇に砂利が入り込むと、見た目が悪いだけでなく、芝刈り機を傷つける原因にもなります。
これを防ぐためには、レンガやコンクリートブロックなどで「縁取り(縁石)」を設け、砂利のエリアを区切ることが重要です。
長年、人が歩いたり車が乗ったりすることで、砂利が下の土にめり込んでいき、徐々に厚みが減ってしまうことがあります。
砂利が薄くなると、防草シートが露出して紫外線で劣化したり、雑草抑制効果が低下したりする原因になります。
状況によっては、数年に一度、新しい砂利を補充する「追い砂利」が必要になることもあります。
「砂利を敷けばもう安心」とDIYに踏み切った結果、数年で元通り…というケースは本当に多いです。
何も知らずに始めると、多くの人がこんな失敗をします。
一つでも「やってしまいそう…」と感じたら、要注意です。
それぞれの失敗例を詳しく見ていきましょう。
DIYでもっとも多い失敗が、防草シートの施工ミスです。
シートを重ねる幅が10cm未満だったり、壁際に隙間ができてしまったり…。
そんなわずかな隙間から光が漏れ、雑草は元気に生えてきます。
プロは、こうした隙間ができないよう、重ねる幅を十分に確保し、専用のテープで目止めをするなど、しっかりと光を遮断します。
砂利をケチって薄く敷いてしまうのも、よくある失敗。
厚みが5cm未満だと、人が歩くだけで砂利が動き、下の防草シートが見えてしまいます。
防草シートは紫外線にとても弱いため、太陽の光に晒されると数年でボロボロになり、破れて雑草が生える原因になってしまいます。
縁石などで砂利のエリアを区切らないと、砂利は少しずつ外へ散らばっていきます。
芝生や道路にまで砂利が広がると、見た目が悪いだけでなく、ご近所トラブルの原因になることも。
プロは、デザイン性も考えながら、「見切り材」でしっかりと縁取りをおこない、砂利が流出しないように施工します。
雑草を抜いただけの地面にそのまま砂利を敷くと、表面がデコボコになり、雨の後に水たまりができてしまいます。
水はけが悪いと、コケやカビの原因にもなります。
プロは、砂利を敷く前に地面を平らにならし、「転圧機」という専用の機械で地面を固く締め固めます。
この一手間が、水はけが良く、長持ちする下地をつくるんですね。
防草シートにはさまざまな種類がありますが、安いシートは生地が薄かったり、紫外線への耐性が低かったりすることが多く、2〜3年でボロボロに破れてしまうことも少なくありません。
プロは、砂利の下での使用に適した、高密度で耐久性の高い「不織布タイプ」の防草シートを選び、長期的な効果を考えます。
防草シートでの雑草対策ついては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
「防草シートを敷いたのに、数年でまた雑草が…」「これから敷こうと思うけど、本当に効果があるの?」 そんな経験や疑問、ありませんか? これは、防草シートのDIYで非常によくある失敗であり、多くの人が抱く不安でもあります。 なぜ、プロが手がけた庭とDIYとでは、これほどまでに差が生まれてしまうので
10㎡の庭に5cmの厚さで砂利を敷く場合、どれくらいの量が必要かご存知ですか?
答えは、約750kg。
20kg入りの袋で38袋近くにもなります。
これをホームセンターで買い、車で運び、庭まで手作業で運ぶのは、大変な重労働です。
DIYで挫折する大きな原因の一つが、この運搬作業。
無理をして腰を痛めてしまっては、元も子もありません。
砂利と一言でいっても、その種類はさまざま。
色や形、素材によって、お庭の印象は大きく変わります。
このほかにも、
といった種類も人気があります。
砂利選びで失敗しないためには、いくつかポイントがあります。
まず、建物の外壁の色や素材、庭全体の雰囲気に合わせて選ぶこと。
色を合わせることで、庭と建物に一体感が生まれます。
次に、用途に合わせて粒の大きさを選ぶこと。
人がよく歩く場所には、粒が小さく角が丸いものが歩きやすくおすすめです。
なぜプロの仕事は長持ちするのか。
その理由は、一つひとつの工程の丁寧さと、見えない部分へのこだわりにあります。
プロが実践する施工手順を4つのステップでご紹介します。
各ステップを詳しくみていきましょう。
プロの仕事は、地面を掘る前から始まっています。
まず、既存の雑草を根こそぎ取り除き、地面を平らにならします。
そして、DIYとの大きな差がつく「転圧」作業。
プロは「転圧機(プレートコンパクター)」という専用の機械を使い、地面全体に強力な圧力をかけて均一に締め固めます。
これにより、地面が沈んだり、水たまりができたりするのを防ぎ、雑草が再び生えるのを防ぎます。
砂利が外に流れたり、隣の芝生や花壇の土が流れ込んだりするのを防ぐため、縁取りを設置します。
レンガやコンクリートブロックなど、デザインと予算に合わせて最適なものを選び、正確に設置します。
この一手間が、長くきれいな状態を保つことにつながります。
固く締めた下地の上に、高品質な防草シートを敷き詰めます。
プロは、シートのつなぎ目を10cm以上重ね、壁際なども隙間なく敷設します。
シートが風でめくれないように専用のピンで固定し、そのピン穴やつなぎ目から光が漏れないよう、専用のテープで丁寧にふさぎます。
最後に、設計した厚み(歩く場所なら5cmが基準)になるよう、均一に砂利を敷き詰めます。
レーキなどを使って表面を平らにならし、美しく仕上げます。
厚みが均一でないと、歩き心地が悪くなったり、シートが見えやすくなったりするため、最後まで丁寧な作業が求められます。
雑草対策にかかる費用は、誰もが気になるところですよね。
ここでは、専門業者に頼んだ場合と、DIYでおこなった場合のそれぞれの費用相場を解説し、比較しやすいように表にまとめました。
項目 | 専門業者に依頼 | DIY |
---|---|---|
費用相場 (1㎡あたり) |
3,000円~7,000円 | 2,000円前後~ |
内訳 |
|
|
30㎡の 費用目安 |
90,000円~210,000円 | 60,000円~ + 道具代 |
メリット |
|
|
注意点 |
|
|
専門業者に砂利敷きを依頼する場合の費用は、1㎡あたり3,000円〜7,000円が一般的な相場です。
この費用には、通常、「整地費用」「防草シート代」「砂利代」「施工費」などが含まれます。
たとえば、30㎡(約9坪)の庭であれば、90,000円〜210,000円程度が目安となります。
DIYの場合、かかる費用は主に材料費です。
砂利は1㎡あたり5cmの厚さで敷くと、約75kg必要です。
プロ仕様の防草シートは1㎡あたり400円〜800円くらい。
つまり、材料費だけで1㎡あたり2,000円前後はかかります。
これに道具代などが加わります。
DIYは初期費用だけを見ると魅力的に映ります。
しかし、慣れない作業での重労働や、もし失敗してやり直すことになった場合の追加コストと手間を考えると、一概に「安い」とは言い切れません。
長期的な視点で「確実な効果」と「雑草から解放される安心感」を手に入れたいのであれば、プロに任せる方が、結果的にコストパフォーマンスは高くなります。
「やっぱりプロにお願いしたいけど、どこに頼めばいいの?」
そんな方のために、信頼できる業者を見極めるための5つのチェックリストを用意しました。
ここまで、砂利を使った雑草対策についてお話ししてきました。
成功のポイントは、繰り返しになりますが、目に見えない「下地作り」と「防草シートの施工」にあります。
DIYはどうしても失敗のリスクが伴いますが、やはりプロに任せると、長期的な安心ときれいな庭を手に入れることができます。
雑草の悩みから解放されるだけでなく、きれいになったお庭は、あなたの暮らしに新たな彩りと時間をもたらします。
雑草対策はもちろん、デザイン性にも優れたお庭づくりは、経験豊富な私たちにお任せください。
「うちの庭でもできる?」「費用はどれくらい?」そんな疑問にも、専門家が丁寧にお答えします。
まずは、お気軽に無料相談をご利用ください。
相談したからといって、無理な営業は一切いたしません。
安心してお問い合わせください。
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