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駐車場増設の費用、何で決まる?舗装選びと狭小地で使える増やし方のアイデア

「あと半年もすれば、娘が免許を取る。……でも、もう車を置く場所がない」

「友人が遊びに来たいと言ってくれても、駐車場がないから呼びづらい」

そんな、「あと1台」のスペース問題に困っていませんか?

月極駐車場を借りるという手もありますが、毎月の出費や離れている不便さを考えると、やはり自宅に停めたいのが本音ですよね。

「うちは狭いから無理」と諦める前に、一度視点を変えて敷地を見直してみましょう。

実は、植栽スペースや勝手口の通路など、一見デッドスペースに見える場所でも、組み合わせ次第で立派な駐車場になることがよくあります。

この記事では、40年以上にわたり地域の外構を見てきた私たちが、限られた敷地で駐車場を増設するための具体的なアイデアと、実際にいくらかかるのかという費用の目安を分かりやすくお伝えします。

この記事でわかること
  • 駐車場1台~3台分に必要な最低限の寸法
  • 駐車場の増設工事の費用目安と内訳
  • 狭小地でも車を停めるための「斜め配置」テクニック
  • 庭の撤去や構造物移動でスペースを生む方法
この記事を書いた人
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岡 秀和

【プロフィール】
外構業界で約19年のキャリアを持つ一級エクステリアプランナー。年間120件以上のプランニングを手がけ、タカショーデザインコンテスト銅賞をはじめ受賞歴も多数。モダンデザインの外構、ローメンテナンスの庭、ウッドデッキ・カーポート設計、ライティングを活かした空間演出を得意とし、機能性と意匠性を両立させ、お客様の期待を超える価値ある空間づくりを信条とする。
【保有資格】
1級エクステリアプランナー、ブロック塀診断士、職長・安全衛生責任者
【趣味】
ゴルフ、フットサル

目次

駐車場に必要なスペース・サイズは?

駐車場を増設する前にまず押さえておきたいのが、台数ごとに必要なスペースです。

車種や台数によって必要な広さは違いますので、それぞれ見ていきましょう。

1台分:約2.5m×5.0m(余裕を持つなら3.0m×6.0m)

  • 最低限:2.5m × 5.0m(約12〜13㎡)
  • ゆとり:3.0m × 5.5〜6.0m

普通乗用車1台には最低限でも約2.5m×5.0mの平面が必要です。

ただし、SUVやミニバンなど車体の大きな車の場合は2.5m×5.0mでも余裕がないケースもあります。

周囲の状況によってはドアを全開にできずに乗り降りが窮屈になる場合もありますし、将来的な車種変更なども考えると3.0m×6.0m程度確保できると理想的でしょう。

ゆとりサイズなら大型車でも悠々と駐車でき、ドア全開・荷物の出し入れも楽になります。

壁・塀に近いとドアが開けにくくなるため、幅は広めが安心です。

2台分(並列)のスペース

  • 最低限:5.0m × 5.0m(約25㎡)(1台2.5m幅×2台計算の”ギリギリ”)
  • ゆとり:5.5〜6.0m × 5.5〜6.0m(1台あたり幅2.75〜3.0mの感覚で、乗り降りがラク)

2台並列で停める場合、幅5.0m×奥行5.0mが目安です。

ただし、これは最低限のサイズなので、乗り降りや荷物の出し入れを考えると幅5.5m〜6.0m×奥行5.5m〜6.0m程度あるとゆとりを持って使えます

縦列なら「幅2.5m × 奥行10m以上」が最低ラインです。

3台分(並列)のスペース

  • 最低限:7.5m × 5.0m(約37.5㎡)(幅2.5m×3台のタイト設計)
  • ゆとり:8.0〜9.0m × 5.5〜6.0m(3台が干渉しにくく、出し入れもしやすい)

3台並列で停める場合、幅7.5m×奥行5.0mが最低限必要です。

余裕を持つなら幅8.0m〜9.0m×奥行5.5m〜6.0m程度確保できると、どの車も出し入れしやすくなります

どこを駐車場にする?敷地の活用アイデア

必要なスペースが分かったら、次は「敷地のどこを駐車場にするか」です。

意外な場所が活用できることもあるので、これまでの現場で見てきた、よくある活用パターンを5つご紹介します。

1. 庭の一部を駐車場に転用

まずはオーソドックスな方法です。

道路に面した庭を潰して駐車スペースを確保すれば、家の前面にオープンスペースが生まれ車の出入りが容易になります。

土をすき取った後に下地を整えて舗装するだけの比較的シンプルな工事で済みますが、庭がなくなることで道路からリビングが丸見えになってしまうことがあります。

その場合は、駐車スペースの奥(窓の前)に目隠しフェンスや植栽を配置して、プライバシーを守る工夫もセットで検討しましょう。

2. 使っていない建物横の通路を活用

家の側面にある「お隣との境界までの通路」や「勝手口へ続く空きスペース」を活用する方法です。

一見狭く見えますが、軽自動車であれば幅2.0m〜2.3mほどあれば駐車可能なケースも多いです。

玄関のすぐ横に停められる形になれば、雨の日の荷物の出し入れが格段にラクになります。

ただし、これまで自転車置き場やゴミ出しの通路として使っていた場合、車で塞がれて通れなくならないか、事前の動線確認が必須です。

3. 玄関前アプローチの一部を駐車場化

玄関アプローチが広い場合は一部を削って駐車場にすることもできます。

門まわりと駐車場を一体化させるプランで、駐車2台→3台のように並列台数を増やす場合によく採用されます。

アプローチ導線と駐車動線が重なってしまうため、自転車や歩行の導線を塞いでしまわないように門扉や門柱の位置を変更したり、植栽スペースを縮小するなど、総合的なデザイン調整が大切です。

4. 奥まった敷地・旗竿地の活用

旗竿地(竿部分が通路状の敷地)の場合は通路部分を細長い駐車スペースとして活用できます。

十分な幅が確保できれば縦列で2台停めることも可能です。

ただし、奥の車を出すには手前の車を動かさないといけないので、毎日のことだと少し面倒かもしれません。

角地であれば、隅切り部分を使って出し入れしやすくするなど、少しでもラクに停められる工夫をしたいところです。

とはいえ停め方にコツがいるため、車種(サイズ)との兼ね合いをよく検討する必要があります。

5. 既存構造物の撤去でスペース創出

「どうしてもスペースが足りない…」という場合は、思い切って古い物置やカーポートを撤去しましょう。

過去に設置した庭の物置小屋や高さのある庭石・植栽など、撤去してみると案外スペースが広がることも少なくありません。

古いカーポート(1台用)を撤去して、2台用の新しいカーポートを再配置することで駐車場を拡張するのもおすすめです。

駐車場1台分の増設費用は25万円~50万円前後

駐車場増設でもっとも気になるのは費用ですよね。

結論からお伝えすると1台分の増設にかかる費用総額は約25万円~50万円前後です。

ただし、この金額は既存物の撤去の有無や舗装方法、敷地の状況などによって大きく変わってきます。

あくまで目安としてとらえていただき、正確な金額は現地調査の上でお見積もりをご依頼ください。

一般的な費用相場と、その内訳を見てみましょう。

駐車場増設の費用内訳は大きく3つ

駐車場増設の費用は、大きく「撤去費用」「整地費用」「舗装費用」の3つに分けられます。

既存物の撤去・処分費用(庭木・ブロック塀など)

駐車場にする場所にある、ブロック塀や庭木などを撤去する費用です。

撤去する量や大きさによって金額は変わりますが、目安は以下の通りです。

  • 庭木や植え込みの撤去:1本あたり3,000円〜10万円程度(高さや幹の太さによる)
  • ブロック塀の解体:1㎡あたり5,000円〜25,000円(解体・基礎撤去・処分費含む)

撤去するものがなければ、この費用はかかりません。

整地費用(地盤を固めて平らにする)

地面を掘削し、平らで頑丈な地盤を作るための費用です。

残土処分費(土を捨てる費用)や、砕石(砂利)を敷いて固める作業を含めて数万円程度になることが多いです。

ただし、地盤の状態によっては追加の補強が必要になり、金額が変わることもあります。

舗装費用(コンクリート・アスファルト・砂利)

地面をコンクリートやアスファルトなどで舗装する費用です。

選ぶ素材によって金額が大きく変わります。

  • コンクリート:9,000~15,000円/㎡
  • アスファルト:4,000~8,000円/㎡
  • 砂利敷き:3,000円~7,000円/㎡(防草シート含む)

実際の見積もりでは、面積が広いほど単価が少し下がったり、逆に狭くて重機が入れないと手作業が増えて割増になったりすることもあります。

オプション工事の費用相場

駐車場増設に付随してよく検討されるカーポート設置や門扉・フェンスなどのオプション工事費用もあわせて確認しておきましょう。

  • カーポート(1台用):15~50万円(工事費込)
  • 伸縮門扉(カーゲート):15~50万円以上(工事費込)
  • 簡易ポールチェーン:1セット約8万~15万円(埋込・工事費込)
  • 照明(外灯)の新設:1箇所3万〜6万円(商品代+電気工事費)
  • フェンス延長:1mあたり1.5万~4万円(アルミフェンス・工事費込)

その他の付帯工事として、水勾配調整や排水枡設置などが発生することもあります(小規模なら数千~数万円)。

見積もり取得時には、こうしたオプション費用もまとめて確認しておきましょう。

【注意】”3方向”囲んでしまうと駐車場でも固定資産税の対象になる

カーポートを設置する際には、構造次第で建物扱い(=固定資産税の対象)になる点には注意が必要です。

前提として、駐車場そのものには固定資産税評価は通常ありません。

一般的な屋根+柱だけ、もしくは壁は2面以内で開放されているカーポートは非課税です。

ただし「屋根があり、3方以上が壁や扉で囲まれている(外気分断性がある)」場合は、たとえカーポートであっても建築物と見なされます。

税金回避のためには、カーポートの選び方に注意しましょう。

どの舗装を選ぶべき?舗装方法別の特徴

費用の次に気になるのが、「どんな素材で舗装するか」ではないでしょうか。

駐車場の舗装方法は主に「コンクリート」「アスファルト」「砂利」の3つがあります。

コンクリート舗装:耐久性20〜30年で長期的にはコスパが高い

固く平らな仕上がりのコンクリート舗装は、個人宅の駐車場でもっともスタンダードな舗装です。

初期コストは高くつきますが、耐用年数は20~30年と長持ちするため、長期的に使う予定で初期コストをかけてもメンテナンスをラクにしたい方におすすめです。

メリット
  • 耐久性が高い(車の重みやタイヤ痕に強い)
  • フラットで見た目がスッキリ
  • メンテナンスフリー
  • 劣化・凹凸の発生が遅く、長期的にはコスパが良い
デメリット
  • 初期費用がもっとも高い(1㎡あたり9,000〜15,000円程度)
  • 工期がやや長い(打設後の養生期間は車を乗せられない)
  • 夏場は反射熱が強くなりやすい(照り返しで暑く感じることがある)

アスファルト舗装:工期が短く翌日から使えるが10〜15年で劣化

道路と同じ黒い舗装材で、短工期・低コストが売りなのがアスファルト舗装です。

耐用年数は10~15年程度なのでコンクリートよりは劣りますが、急ぎの工事や2~3台分以上の広い駐車場を一気に舗装したい場合にはおすすめです。

メリット
  • 初期費用がコンクリートより安い(1㎡あたり4,000~8,000円)
  • 工期が短い(打設翌日には使用可能なことも)
  • 照り返しがコンクリートより少ない(黒いため熱吸収型だが、真夏の照り返しは抑えられる)
デメリット
  • 耐用年数がやや短く、長期では劣化が目立ちやすい(ひび割れ・凹みが発生しやすい)
  • 夏場に高温でやや柔らかくなることがある(タイヤ跡がつきやすい)
  • 見た目が業務的でやや安っぽく見えることもある
  • 広い面積でないと業者が請けにくい(最低施工面積を設ける業者が多い)

砂利敷き:初期費用は最安だが5〜10年で補充・整地が必要

砕石や化粧砂利を敷き詰める方法は、駐車場仕上げの中でももっとも初期費用を抑えやすい舗装です。

その一方で、車の出入りが多い場所では少しずつ砂利が減ったりデコボコになったりするため、数年ごとに減った部分へ砂利を追加したり、5〜10年を目安に全体をならして整えるメンテナンスが必要になります。

メリット
  • 初期費用がもっとも安い(1㎡あたり3,000~7,000円)
  • 短工期(下地処理と砂利敷きだけなので数日で完成)
  • 水はけが良い(透水性が高く、雨水がたまりにくい)
  • DIYでもある程度対応可能(ホームセンターで砂利を買って自分で敷けなくもない)
  • 防犯効果がある(人が歩くと音が鳴る)
デメリット
  • タイヤで砂利が飛び散るため、定期的に補充・整地が必要
  • 凹凸ができやすく、轍(わだち)ができて見栄えが悪くなる
  • 雑草が生えてくる(防草シートを敷いても完全には防げない)
  • 長期的にはメンテナンス手間とコストがかかる
  • 駐車時の安定性がやや劣る(車が沈み込むこともある)

迷ったらコンクリート舗装がおすすめ

3つの舗装方法を比較すると、以下のようになります。

比較項目 コンクリート アスファルト 砂利敷き
耐久性 ◎(20年以上) ◯(10年程度) △(5年程度〜)
初期費用 高め 普通 安い
メンテナンス ほぼ不要 必要 頻繁に必要
工期 長め 短め 最短
長期コスパ

重視するポイントによって向いている舗装は違いますが「どれを選べばいいか迷っている」という方には、長期的なコスパが一番高く、忙しい方や高齢になっても安心な「コンクリート舗装」をおすすめです。

狭小地でも諦めない!省スペースで駐車場を増設するコツ

「必要なスペースは分かったけれど、うちはそもそもそんな余裕がなさそう」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、一見無理そうに見える場所でも、配置や動線を少し工夫するだけで、駐車スペースを作れるケースはあります。

ここからは、「狭小地でも車を停めるためのアイデア」を、具体的にご紹介していきます。

L字配置で回転スペースを確保

敷地が極端に狭かったり、建物と道路の位置関係で真っ直ぐも斜めも駐車しにくい場合、L字型に車を置く方法があります。

具体的には、1台の車を敷地内で直角に曲げて駐車するイメージです。

この方法だと奥行きが最小約2.5mあれば足りるため、家が道路ぎりぎりに建っていても車側面を建物に沿わせるように停められます。

ただし注意点として、駐車時の切返しがやや難しくなります。

運転に自信が無い方にはハードルが高いかもしれません。

あえて「斜め」に駐車スペースを

敷地の形や道路の状況によっては、無理に真っ直ぐ停めるのではなく、斜めに駐車スペースを作るという方法もあります。

車を斜めに配置することで、道路へ出る時のハンドル操作がスムーズになったり、敷地の角に余白ができてデザインの自由度が上がったりすることもあります。

「真っ直ぐ停めるには少し狭い」「道路が狭くて出し入れしにくい」という場合は、斜め配置も検討してみると良いでしょう。

脇にできたスペースに植栽を入れると、見た目もおしゃれになります。

縦列駐車で奥行きを活かす

敷地の間口(二方向幅)がどうしても狭い場合は、縦列駐車が現実的な解決方法です。

1台分のスペースしか幅がないなら、奥行きを倍取って2台縦に停めてしまいましょう。

奥行きさえ十分(10m以上)あれば、幅2.5~3m程度でも2台駐車できます。

ただし縦列配置のデメリットとして、出し入れに手間がかかる点は覚悟しましょう。

既存のカーポート・物置を撤去する

スペース不足の大きな原因になっている構造物を撤去することで、余裕が生まれる場合があります。

例えば、「庭に設置していた物置と立水栓を移設し、その場所を車1台分に転用した」というケースです。

追加費用はかかりますが、敷地を増やす以外でスペースを捻出する方法です。

段差の解消もキーポイントです。

例えば庭と駐車場の高さが違う場合、土留めを撤去・緩傾斜化することで駐車可能な面積を広げられます。

駐車場増設で「知っておくと役立つ」3つのポイント

この他にも、工事中の生活や将来のことなど、事前に知っておくと役に立つポイントをまとめました。

意外と見落としがちなことばかりですので、ぜひチェックしてみてください。

工事期間は1〜10日、その間は代替駐車場が必要

まず押さえておきたいのは、工事期間中は駐車場が使えないという点です。

どのくらいの期間使えなくなるのか、工事の流れと目安を見てみましょう。

工事の基本的な流れ

  1. 現地調査・設計(プロが状況を確認)
  2. 撤去・整地(不要なものを片付け、土台を作る)
  3. 舗装工事(コンクリートなどを施工)
  4. 養生・仕上げ(固まるまで待つ期間)

舗装ごとの工事期間目安

舗装の種類 目安期間
砂利敷き 1〜2日
アスファルト 3〜5日
コンクリート 5〜10日(養生含む)

特にコンクリートの場合、施工後もしっかり固まるまで数日間は車を乗せられません。

その間は、近隣のコインパーキングや月極駐車場の一時契約などで凌ぐ必要があります。

また、工事内容によっては門灯やインターホンの一時取り外しが必要になることもあるので、事前に確認しておくとスムーズです。

EV車(電気自動車)の充電設備を考慮する

最近は電気自動車(EV)やPHEVを検討する方も増えていますが、外構リフォームのタイミングこそEV充電器設置のチャンスです。

後から追加することも可能ですが後付けは配線工事が割高になりやすいため、将来EV車にする可能性が少しでもあるなら、200V用の屋外コンセントを先行設置しておくことをおすすめします。

費用は工事内容によりますが10万円前後が相場です。

立体活用で敷地を最大限に使う

敷地が限られるなら発想を転換し、「駐車場を立体的に活用する」方法も検討してみてください。

ガレージの上をデッキ・物干し・テラススペースに

ガレージの上にデッキスペースを作ると、駐車場でありながら上部を活かせます。

参考:三協アルミ「グランフローア」

そこまでいかなくてもビルトインガレージの上を屋上庭園にするなどは古くから行われていますし、最近では頑丈なカーポートに太陽光パネルを載せる例なども見られます。

堀央創建の駐車場増設の施工事例を紹介

実際に堀央創建が手がけた駐車場増設の事例をご紹介します。

それぞれの敷地条件に合わせて、どう工夫したか参考にしてみてください。

【実例①】更地を3台分の駐車場へリフォーム(春日井市)

建物横の更地を整備し、カースペースとして活用した事例です。

旗竿地の奥にある敷地ですが、吊り下げ式のおしゃれなカーポート「Uスタイルアゼスト」を設置し、木目調の天井材とダウンライトで高級感を演出しました。

入り口には電動門扉を取り付け、防犯性も確保しています。

床面は土間コンクリートで舗装し、安全で汚れにくい駐車場になりました。

【実例②】庭を解体して駐車場を1台分増設(大口町)

お庭の一部を解体し、車1台分のスペースを新たに作り出した事例です。

もともと庭木やブロック塀があった場所を撤去・整地し、既存の駐車場と高さを揃えてコンクリートで舗装しました。

記事内でご紹介した「庭の転用」と「構造物の撤去」を組み合わせることで、敷地を有効活用して駐車スペースを確保しています。

奥には目隠しフェンスを設置し、お庭のプライバシーもしっかり確保しました。

まとめ:駐車場増設で、毎日の「不便」を解消しましょう

自宅の敷地内に駐車場が増えれば、毎月の駐車場代を払う必要も、雨の中、離れた場所から歩く必要もなくなります。

なにより、急な来客や将来の車の増加にも困りません。

この記事のポイント
  • 1台分は最低2.5m×5m、余裕なら3m×6mが必要
  • 費用目安は25万円~50万円前後、舗装方法で大きく変わる
  • 長期的なコスパ重視ならコンクリート舗装が最適
  • 狭小地でもL字配置や構造物撤去で増設は可能

「うちは敷地が狭いから無理だろう」と諦める前に、一度プロの目で現地を見てもらうことをおすすめします。

意外な場所が、使いやすい駐車場に生まれ変わるかもしれません。

堀央創建は累計9,640件超の施工実績と、25年連続デザインコンテスト受賞の技術力で、現地調査から設計、施工、アフターフォローまで一貫してお手伝いします。

小牧市・春日井市・江南市・一宮市エリアの方は、まずは無料の現地調査で「うちの敷地ならどうなる?」を確かめてみてください。

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