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夏の庭、実は“危険地帯”?──フレブル・パグ・チワワ編──

「人工芝が熱くて、足を上げたまま動かないんです…」
「日陰からでなくて息がハァハァ」
「夏の庭が暑くて、出たがらない」

実際にこんな相談、夏になると本当に多くなります。
庭って、自然なものだから安全…って思いがちですが、
犬にとっては熱くて危険な場所になることもあるんです。

今回は、特に“暑さに弱い犬種”3選を取り上げて
庭づくりで気をつけたいポイントをお話しします


case① フレンチブルドッグ:暑さに弱すぎる“鼻ぺちゃ系アイドル代表”

フレブルは見た目も仕草も可愛いけれど、
暑さにはめちゃくちゃ弱い犬種です

鼻が短い“短頭種”は、熱を逃がすのが苦手で、
普通の夏の日でも熱中症のリスクが高いとされています。

人工芝は特に危険で、日中は70℃以上になることも
靴を履いてる人間と違って、犬は肉球で直に熱を感じるから、
「あれ、庭に出たがらないな」と思ったら、もう熱すぎて無理ってこともあります。

画像
実際に70度!

✅庭づくりの工夫ポイント

  • 日陰は必須!(木陰 or パーゴラ)

  • クールマット・送風機の設置も◎

  • 芝部分は「午前中だけ日が当たる」場所が理想


case② パグ:暑さ+皮膚+呼吸=3重苦の対策犬種

パグも短頭種。呼吸が荒くなるのがデフォルトなので、
少しの暑さでも一気に体調を崩します。

さらに、シワのある皮膚はムレやすく、菌も繁殖しやすい。
だから暑さ×湿気×通気性の悪いシワ=最悪の組み合わせになりがちです。

庭にも風が通らない庭や、人工芝が尿で臭うような設計だと、
犬にとっては地獄みたいな場所に…

✅庭づくりの工夫ポイント

  • 通気性を確保する(風が抜ける配置)

  • 水はけを徹底的に考える

  • 清掃しやすい素材&構造を使う

  • オシッコはこまめに水やり


case③ チワワ:暑さも寒さも苦手な“繊細さん”

体が小さく、暑さも寒さもダメ。メキシコ原産がんばって!と言いたい所ですが
夏に日陰がないと熱中症、冬は風にあたるだけで震える。

でも…見た目が小さいからって、「うちは庭は必要ないでしょ?」と
雑に扱われがち。

実際「小型犬=温度環境の影響を強く受ける」という特徴があるので
庭の気温変化や風通しに超敏感なのです。

✅庭づくりの工夫ポイント

  • 四季で切り替えられる日陰ゾーン(日よけタープや植栽)

  • 一時避難用の“安心スペース”を設ける、昭和の犬小屋もあり

  • 季節に応じた「出し方」を決めておく


まとめ

夏の庭は「人が大丈夫」でも「犬には地獄」なことがある

ぼく自身、人工芝の表面温度を測ったことがありますが、
日差しが強い日には、あっという間に70℃オーバー。でも人は触れますサウナのタオルって感じです

「犬が動かなくなる」
「肉球をやけどする」
「庭に出るのを嫌がる」

そういう“変化”を見逃さないことが大切です。
そして設計で予防できること、たくさんあります。


▶次回予告

「走りたい。でもケガが怖い」
──運動欲が強すぎる犬種たち(ボーダー・ジャック・シェルティ)編──


💬もしよければ…

「うちの子も暑さに弱い!」
「日陰づくり、どうしてる?」など、コメントで教えてください🐾

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