LINE相談
初回無料相談 ショールーム予約 LINE相談
About Horio Souken
About Horio Souken
About Horio Souken
About Horio Souken

第2話:ZENの庭って、どんな庭?〜コケ?石?それとも…ただの空間?〜

ネットで“ZEN GARDEN”って検索すると、
だいたいこんな画像が出てくるんですよね。

  • コケ

  • 白砂利に石がポツン

  • 熊手で描いた波みたいな模様

  • なんか“無”な感じのやつ

  • ザ・京都のお寺の庭!

あー、あれね
「いかにも禅寺の庭!」っていう、あれ


それって、ほんとに“ZENの庭”なの?

って思う
正直、悪いとは思わないけど
ああいうのって、住職が歩く庭であって、
子どもや犬が走る現実的な庭じゃない

普段がつくってる庭や外構って

  • 雨が降ったら排水を考えて

  • 雑草が生えないようにして

  • 目隠しで視線もカットして

  • 犬も走れて、家族もくつろげて、メンテもラクで…

つまり、超現実的な暮らしの庭なんですよ


“暮らしの庭”にZENはあるのか?

ここでまたふと思った

「この、誰にも気づかれないような“整え方=こだわり”って…
ちょっと禅っぽくない?」

たとえば:

☑️ 石と石の間をあえて不均等にして“歩かせない空間”をつくる
☑️ 視線が通りそうなところに、そっとアイポイントの植栽を置いて自然に誘導する
☑️ 敷地の形や高低差を“いじらず活かす”設計をする

これって、
見せるためじゃなく「暮らす人の気配」に合わせて整えてる。


勾配も取れないこと、よくあるし

「ミリ単位で排水勾配」って言うけど、
現場ではそんな理想通りいかないことの方が多い

  • こことここの高さが決まってる

  • 通る道が限られてる

  • 勾配取れない?じゃあ排水桝か…みたいな連続

でもそこで、「雨水をどう流すか」を考えるのが面白い。
決められた中で、静かに整えるって、
これ、もしかしてZENの入り口じゃないの?と。


石が語る庭もある

たとえば最近はやりで気に入ってるのが
割栗石で土留めをつくる

普通はブロック積だけど
あえて石を積む。
形も大きさもバラバラのやつを
でも、ちゃんと“崩れないように積む”

これ

「不揃いなものを、人の手で整える」
っていう行為そのものが、なんか禅っぽくて。


まとめ:ZENの庭って、コケとか石じゃなかった

今のところの結論はこれ

“何も置かない”とか“無に見える”よりも
“暮らしの中で気づかれない工夫”の方が
ずっとZENっぽいきがする

自然と景色になじむ
なんか落ち着く
ちゃんと考えられてるけど、けっして主張しすぎない

そういう庭
まえまえから良いと思っていた

この記事をシェアする

関連記事

23年間壊れなかった外構工事

23年ぶりのご来店。壊れなかった外構が、次の庭づくりにつながった話   先日、とても嬉しいご相談がありました。 23年前に当社で外構・お庭工事をさせていただいたお客様が、再度ご来店されました。 お話をうかがって、冒頭に 「23年間、壊れていないから、また相談に来ました。」と すごく嬉しいお言葉と、 しっかり作らせていただいて良かったと改めて思いました 外構工事は、完成した時がゴールではなく 年月が…

犬の筋肉と庭の可能性

犬友と話をしていて最近よく聞くのが 「最近、あまり動かなくなった」 「散歩に行きたがらない」 「走りが遅くなった気がする」 「年だから仕方ない」と思っているかと思います もちろん、わんちゃんの年齢の影響はあります。 しかし、それだけで片づけてしまうのは少し早いかもしれません。 犬も、使わない筋肉は落ちていく これは人間と同じなんです。 筋肉は 使わなければ、少しずつ落ちていく。 犬の場合では …

No Image

庭をアートとして考えるとどうなるか?

自分のやりたいように庭を作るとどうなるのだろう??? 今までそんな考えでデザインしたことなかった 依頼者の要望 予算 広さ 配置条件 施工可能性 生活動線 この 枠(=デザインの世界) の中でしかやったことがない。 今までのデザインは 外側(お客様)に合わせ アートは 内側(魂)から湧き出てくるもの。 という事ならば たぶん、私は 正面、庭の中心に大きな株立ちのア…