投稿日:2025.11.13 最終更新日:2025.11.13
走るの大好き、でもケガも多い!?─ボーダーコリー・ジャックラッセル・シェルティ編─
「庭を全力で走り回ってるのを見ると、こっちがヒヤヒヤする」
「運動不足になるのも心配だけど、関節が心配で…」
よくわかりますよ
うちも暴走犬ボーダーコリー飼ってますから笑
特にこの犬種のお客様は運動不足と言われたなどから
庭で思いっきり走らせたい。
でも「ケガさせたくない」
このバランスって、実は犬種によってかなり難易度が変わってきます
今回は、特に運動欲が強すぎる暴走犬種3つに注目して
「走る・跳ぶ・止まらない」のイケイケ犬たちのために、どんな庭設計が必要かを紹介します
case① ボーダーコリー:賢すぎ&動きすぎの“天才犬”
ボーダーは賢くて、しかもスタミナも抜群。
だけど問題は、“自分の体力にブレーキをかけられない”こと
夢中になって走って、ジャンプして、急ブレーキして…を繰り返していると、
足腰や関節にじわじわとダメージがたまります
特に人工芝の下が硬すぎると、関節への負担が倍増。
✅庭づくりの工夫ポイント
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クッション性の高い人工芝を採用する
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一直線に走らせない“カーブ動線”の工夫
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集中力を使う“知育エリア”の設計もおすすめ
case② ジャックラッセルテリア:走る!掘る!飛ぶ!止まらん!
この子、小型犬業界最大の暴れん坊ちゃんです
狭い庭でも全力疾走、しかもテンションMAXのままジャンプも掘るのも全開
さすが「テリア」
だからこそ庭では、ケガ・脱走・破壊の三大リスクを防ぐ必要があります
特にウッドデッキから飛び降りたり、人工芝をめくって掘ったりする事故、けっこう多いです。もはや小型犬ではないです
✅庭づくりの工夫ポイント
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掘られて困る場所には徹底して掘らせない工夫をする(人工芝やコンクリートを貼る)
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階段・段差のジャンプ防止がしつけを
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フェンスは高さ+見通し対策が必須!
case③ シェットランド・シープドッグ(シェルティ):見た目より体力派!
シェルティって、おっとり見えて実はよく動きます。
しかも回る・走る・方向転換が速いという、足元に負担がかかりやすい動き方。
滑りやすい人工芝だと、足を取られて膝を痛める子も。
さらに、「視線に敏感」「神経質」な子も多く、落ち着いて休める場所の確保も大事なんです。
✅庭づくりの工夫ポイント
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滑らないアジリティー用人工芝+ショック吸収材を下地に
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興奮をおさえる安心ゾーンを設計に入れる
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音や視線を遮る目隠しフェンス・塀も効果的
🟨まとめ
「動かせばいい」じゃなく、「動いても安心な庭」を
「運動させたいから広い庭を」
…その気持ち、めちゃくちゃわかります。
でも実際は、広さよりも設計の工夫の方が大事なんです。
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どこで走るか
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どこで止まるか
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どこで落ち着けるか
これをちゃんと考えてあげると、運動量はそのままに、ケガやストレスをぐっと減らせます。
▶次回予告
小型犬だからと油断禁物!?
段差・スロープ・骨折注意の3犬種(ダックス・シーズー・マルチーズ)編
💬「うちの犬、走りすぎて困ってます」
「こんな工夫してるよ!」ってコメントもぜひ🐾