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庭じまいはどこに頼む?解体業者・造園業者・外構業者の違いと失敗しない選び方

「解体業者に頼むのか、植木屋なのか、外構屋なのか」。

庭じまいを頼もうと思っても、業者の種類が多くて、どこに連絡すればいいのか分からなくなりますよね。

どの業者でも頼めるように見えても、実際は「庭木の撤去はうちの範囲外で」「コンクリートの処理は別の業者に頼んでください」という場面が出てくることがあります。

業者によって、得意にしている作業の幅がかなり違うんです。

そこで決めておきたいのが「撤去後にどんな状態にしたいか」。

一級エクステリアプランナーとして庭じまいに携わってきた経験をもとに、3タイプの業者の違い・相見積もりの確認ポイント・悪質業者の見分け方まで整理します。

この記事でわかること
  • 解体業者・造園業者・外構専門業者の違いと向き不向き
  • 相見積もりで金額以外に確認すべきポイント
  • 庭の状況ごとの業者選びの判断基準
  • 見積書と担当者の対応で業者を見極めるポイント

なお、庭じまいの概要・費用相場・作業内容の詳細は、以下の記事もあわせてご覧ください。

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この記事を書いた人
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岡 秀和

【プロフィール】
外構業界で約19年のキャリアを持つ一級エクステリアプランナー。年間120件以上のプランニングを手がけ、タカショーデザインコンテスト銅賞をはじめ受賞歴も多数。モダンデザインの外構、ローメンテナンスの庭、ウッドデッキ・カーポート設計、ライティングを活かした空間演出を得意とし、機能性と意匠性を両立させ、お客様の期待を超える価値ある空間づくりを信条とする。
【保有資格】
1級エクステリアプランナー、ブロック塀診断士、職長・安全衛生責任者
【趣味】
ゴルフ、フットサル

目次

庭じまいに依頼できる業者は3タイプある

庭じまいを頼める業者は、大きく3タイプに分かれます。

「優劣」というより「得意な作業が違う」というのが正確です。

  解体業者 造園業者(植木屋) 外構専門業者
ブロック塀・土間コンクリートの撤去 ×
重機を使った構造物の撤去 ×
庭木の伐採・抜根
生垣・芝の撤去 ×
撤去後の防草・砂利・舗装 ×
単独作業(木1本・塀1箇所など)のコスト効率
向いている状況 建物解体と同時
重量物中心
庭木・植栽が中心 全体まとめて
管理不要化

解体業者:構造物の撤去・更地化が得意

解体業者が力を発揮するのは、ブロック塀・土間コンクリート・物置の基礎・擁壁といった「重くて硬いものを壊して運び出す」作業です。

ただし、樹木の剪定や抜根は専門外になりやすく、撤去後の防草シートや砂利仕上げといった解体後の仕上げ作業は対応してもらえないこともあります。

「更地にするだけでいい」「建物解体と合わせて庭も片付けたい」という方には向いていますが、後から別業者を入れる流れになることが多いので、あらかじめ頭に入れておくといいです。

造園業者(植木屋):樹木・植栽の撤去が得意

造園業者が得意にしているのは、庭木の伐採・抜根、生垣の撤去、芝剥がしなど「植物を相手にする撤去作業」です。

重機が入りにくい狭い場所での高木の伐採や、繊細な技術が求められる撤去にも対応できます。

ただ、コンクリートやブロック塀の撤去は対応範囲が限られ、撤去後の仕上げも別業者への手配が必要になることが多く、工程が分かれてしまいがちです。

外構専門業者:庭全体を一社でまとめて任せられる

外構専門業者は、庭木の撤去から構造物の撤去・整地、防草シートや砂利・コンクリートによる仕上げまで、庭じまいの全工程を一社でまとめて対応できます

撤去後に「雑草の管理がしやすいか」「水はけがいいか」まで考えた提案ができるのも、外構専門業者の強みです。

ただし、「高木を1本だけ切りたい」という小規模な作業であれば、造園業者の方が費用を抑えられることもあります。

庭全体をまとめて整理したいなら、外構専門業者への相談がおすすめです。

なお、堀央創建は外構専門業者として、一級エクステリアプランナーが在籍しています。

撤去から防草・舗装・整地まで自社職人が一貫して担当しているので、複数業者をまたいだときのすれ違いが出にくいです。

相見積もりは3社が目安。金額以外に見ておきたいポイント

業者の方向性が決まったら、次は相見積もりをしてみましょう。

庭じまいは条件によって見積もり金額が大きく変わるので、同じ内容で複数社に依頼し、金額だけでなく内容や施工体制も確認してから選ぶと安心です。

同じ条件で見積もりを取ると、金額差の理由が見えやすい

相見積もりを取る社数の目安は3社です。

1社では金額が妥当かどうか判断できず、2社では一方を選ぶ根拠が弱くなります。

事前にこの3点を整理しておくと、比較がしやすくなります。

  • 撤去したいものを種類別に書き出す
  • 庭じまい後の状態(更地のまま、コンクリートで舗装など)を決めておく
  • 処分費が見積もりに含まれるかどうかを同じ条件で確認する

金額と同時に「撤去範囲・処分費・整地方法」の内訳も確認する

見積書を受け取ると、金額がいちばん気になりますが、それと同じくらい、内訳の書き方も見ておきたいところです。

「○○工事一式:○万円」だけの表記は要注意です。

何が含まれているかわからないので、後から追加費用が発生しやすくなります。

特に見ておきたい内訳は、撤去範囲・廃材処分費・整地方法の3点です。

契約前に聞いておきたい、追加費用が出やすい3つの場面

内訳の確認と合わせて、以下の場面についても「こういう状況になったらどう対応しますか?」とあらかじめ聞いておくと安心です。

  • 掘ったら石や古い基礎が出てきたとき
  • 重機が入れなくて手作業が増えるとき
  • 廃材が思ったより多く、処分費が増えるとき

こういう場面で具体的に答えられる業者は、同じことが起きたときも事前に相談してくれます。

答えが曖昧な場合は、工事が始まってから「実は追加費用が」と言われやすいです。

施工が自社職人かどうかも確認しておくと安心

追加費用の確認が済んだら、施工を自社職人が担当しているかどうかも聞いてみると安心です。

自社職人が施工していると、工事後に整地の沈下や排水の詰まりが出た場合でも、担当した職人に直接つながって対応してもらいやすいです。

庭の状況ごとに、どこに頼めばいいかを整理する

ここまでで、それぞれの業者に得意分野があることは分かっても、実際に自分の庭ではどこへ相談すればいいのか迷う方も多いはずです。

依頼先を考えるときに見るべきポイントは、大きく2つあります。

ひとつは、撤去の中心になるのが何かということ。

もうひとつは、撤去したあとに庭をどのような状態にしたいかということです。

庭木・生垣の伐採や抜根がメインなら、造園業者か外構専門業者

庭木や生垣の撤去が中心なら、造園業者か外構専門業者が向いています。

高木が多かったり抜根に専門技術が必要な場合は、造園業者が得意な領域です。

撤去後の地面はとりあえずそのままでいい、というときも造園業者で十分です。

一方、庭木の撤去に加えて撤去後の防草対策・砂利敷きまでまとめて頼みたいなら、外構専門業者への相談がおすすめです。

「まず木だけ片付けて、地面は後から考える」もありますが、後から別業者を呼ぶと二度手間・二度費用になりやすいので、まとめて頼める業者を最初から選ぶ方が楽です。

庭石・倉庫など重量物の撤去や更地化がメインなら、解体業者

庭石・灯篭・倉庫・ブロック塀など重いものの撤去がメインなら、解体業者が向いています。

「とにかく更地にしたい」「建物の解体と一緒に庭も片付けたい」という場合も、解体業者で動いてもらえます。

ただし、防草シートや砂利など撤去後の仕上げは対応していないことが多いです。

仕上げまで含めてやりたいなら、解体業者だけでは完結しません。

庭木が混ざっているなら、最初から外構専門業者に相談した方がまとまります。

撤去後も管理不要にしたい、または全部まとめて任せたいなら外構専門業者

「撤去後に砂利やコンクリートで手入れ不要にしたい」

「庭木も構造物も全部まとめて一社に任せたい」。

こういった希望に当てはまるなら、外構専門業者が向いています。

解体業者と外構業者を分けると、「解体が終わらないと外構業者が動けない」「連絡先が2社になる」「追加作業が出たとき責任の所在がはっきりしない」といったことが出てきます。

やってみると、この段取りはけっこう大変なんですよね。

外構専門業者一社に任せれば、こういったことはほぼなくなります。

 

実際に外構専門業者に依頼してお手入れ不要にした事例を2件、紹介します。

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迷ったときは、まず外構専門業者に相談するのが一番まとまりやすいです。

見積書の内容と担当者の対応で、業者の良し悪しはだいたい分かる

見積もりが集まったら、今度は業者自体を見ていきましょう。

「工事一式」だけで済ませず、数量・諸経費まで明記しているか

「一式○○万円」だけの見積書は要注意です。

後から「現地の状況が想定と違った」として追加費用を請求されることもあります。

廃材処分費・諸経費がどこに含まれているかが項目別に分かる見積書を出してくれる業者が安心です。

極端に安い見積もりには、それなりの理由があることがほとんどです。

手抜きや不法投棄のリスクも、一応頭に入れておくといいですね。

廃材の処分先を、曖昧にせず答えられる業者かどうか

廃棄物の行き先も確認しておきたいところです。

庭じまいでは、植物・コンクリート・石・金属と、複数種類の廃棄物が一度に出てくるんですね。

「全部まとめて処分します」と言いながら、処分先を聞いたときに曖昧な答えしか返ってこない業者では、廃材がきちんと処分されるかどうか、確かめようがありません。

廃材の処分は、産業廃棄物収集運搬の許可を持つ業者を通して行う必要があります。

施工業者が自社で許可を持っていなくても委託で対応できますが、いずれにしても「どこに処分しているか」を答えられない業者は要注意です。

「廃材はどうなりますか?」「処分費は見積もりに含まれていますか?」。

この2つを聞いてみると、業者の対応の丁寧さはだいたい分かります。

もちろん、私たち堀央創建も産業廃棄物収集運搬許可を取得しています。

現地を見ずに即決を迫る業者は、それだけで候補から外していい

現地を見ないと、撤去の範囲も廃材の量も重機が入れるかどうかも、正直正確には分かりません。

現地確認なしの見積もりは当てにならず、工事が始まってから追加費用を求められやすいです。

庭じまいは高齢世帯のニーズと重なりやすく、悪質な業者が紛れ込みやすい分野でもあります。

「突然来訪して庭木剪定を勧誘し、高額請求する」ことは自治体の消費生活窓口にも相談が寄せられています。

以下のような行動が見えたら、その場で決めずにいったん保留にしましょう。

  • 現地を一切見ずに「すぐ対応できる」と即決を迫る
  • 「今日だけ割引」「このまま放置すると大変なことになる」と不安をあおる
  • 相見積もりを取ることを嫌がる、または露骨に断る

訪問販売で契約してしまっても、法定書面受取から8日以内であればクーリングオフが使えます。

不安な場合は、消費生活センターへの相談もおすすめします。

逆に言えば、こういった確認をしても嫌な顔をせず、きちんと答えてくれる業者は安心して任せられます。

\\現地確認で詳細なプランニングを!//

庭じまいの業者選びでよくある質問

相見積もりを取るのは失礼じゃない?

まったく失礼ではありません。

業者側も複数社への依頼を前提に対応しています。

遠慮する気持ちは分かりますが、業者側は相見積もりを前提に動いているので、気にしなくて大丈夫です。

見積もりだけ取って断っても大丈夫?

問題ありません。

「今回は別の業者にお願いすることにしました」と一言伝えるだけで十分で、それ以上の説明はなくても大丈夫です。

工事中はずっと立ち会いが必要?

工事初日と完了時の確認ができれば、全工程の立ち会いはいらないことがほとんどです。

追加作業が出たときにその場で判断したいという方は、初日だけでも立ち会うと安心できます。

近隣への挨拶や騒音対策は誰がしてくれる?

工事前の近隣挨拶は業者側が担当するのが一般的です。施主からも一言声をかけておくと、より丁寧な印象になります。

庭じまいで届出が必要になることはある?

騒音規制法・建設リサイクル法の届出が必要かどうかは工事の規模や地域によって変わりますが、いずれも元請業者が確認・届出する事項です。「届出は必要ですか?」と聞いてきちんと答えられるかどうかも、業者がしっかり動いてくれるかの目安になります。

まとめ:庭じまいは「何を撤去するか」と「工事後にどうしたいか」で相談先を決める

この記事のポイント
  • 撤去後の管理不要化まで任せるなら外構専門業者が向いている
  • 相見積もりを3社に取ると金額が妥当かどうか判断しやすくなる
  • 現地調査なし・即決営業・不安をあおる業者は選ばない
  • 処分先を明確に説明できる業者を選ぶ

「何が撤去の中心か」と「撤去後にどうしたいか」の2点が決まると、どこに問い合わせればいいかが決まってきます。

「まず庭木だけ片付けたい」でも「全部まとめてどうにかしたい」でも、まだ何も決まっていない段階でも構いません。愛知・尾張北部エリアの庭じまいであれば、一級エクステリアプランナーが担当する堀央創建に、お気軽にご相談ください。

お庭の状況をお聞きするところから、お手伝いします。

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