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庭にドッグランを作る費用はいくらかかるの?サイズ・広さ別の目安と内訳

ドッグラン施設まで出かければ、愛犬を思いきり自由に走らせてあげられますよね。

でも、お出かけの準備や毎回の往復の手間を考えると、庭にあれば楽なのにと感じる場面も多いのではないでしょうか。

いざ庭をドッグランにしようと思い立っても、専門の施工業者に頼むとなると「一体いくらかかるんだろう?」「自分たちでDIYした方が安上がりなのかな?」と、なかなか一歩を踏み出せない、なんてことも。

実は、お庭のドッグラン工事にかかる費用は、愛犬のサイズ(体格)に合わせた広さや、どんな設備を選ぶかによって大きく変わってくるんです。

この記事でわかること
  • 犬のサイズ・広さ別の費用相場と予算モデル
  • 見積もりで見落としやすい追加費用のポイント
  • 床材・フェンス・二重扉・水回りそれぞれの費用と選び方
  • DIYで作る場合のリスクと限界
  • 実際の施工事例に見る設備の選び方
この記事を書いた人
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堀尾 憲司

庭にドッグランを作る費用はいくら?相場が50〜200万円と幅広い理由

ドッグランの費用を調べると、「50〜200万円」とかなり幅があって、正直どれを信じればいいのか分からなくなりますよね。

この金額差、実は「犬のサイズ(必要な広さとフェンスの高さ)」「設備の選び方(床材や水回りの有無)」「施工方法(DIYか業者か)」という3つの組み合わせで決まっているんです。

同じお庭でも、この組み合わせ次第で費用は10倍近く変わることもあります。

まずは、愛犬にどのくらいの広さと予算が必要か、全体像から見ていきましょう。

小型犬は30万円〜、大型犬は100万円〜が費用の目安

ワンちゃんのサイズによって、最低限必要な広さと予算の目安は変わってきます。

犬のサイズ 最低限の広さ 理想的な広さ 推奨予算
小型犬(チワワ・トイプードルなど) 10㎡ 15〜25㎡ 30〜60万円
中型犬(柴犬・コーギーなど) 15〜25㎡ 25㎡以上 60〜100万円
大型犬(ゴールデン・ラブラドールなど) 25㎡ 25〜40㎡ 100〜150万円以上

広さを決める基準の一つは、愛犬が一直線に数歩ダッシュできるかどうかです。

ワンちゃんは走るときにカーブを描くので、細長いスペースよりも正方形に近い形が理想的です。

必ずしもお庭全体をドッグランにする必要はなく、一部だけを囲うレイアウトもおすすめです。

広くなればなるほど、床材の量やフェンスの長さが増えますし、地面を整える「整地」の面積も広がるので、費用は上がっていきます。

多頭飼いの場合は、この表の目安からさらに20〜30%ほどプラスして考えてください。

「今は小型犬だけど、将来は大型犬もお迎えしたい」という場合は、最初から少し広めに作っておくと、後から広げるより出費を抑えやすくなります。

予算30万円ならシンプル仕様、100万円なら本格仕様

用意できる予算帯によって、どんなドッグランが完成するのかも変わります。

予算帯 主な仕様 向いているケース
30〜50万円 人工芝+簡易フェンス(10〜15㎡) 小型犬・コスト重視・シンプル仕様
60〜100万円 天然芝or人工芝+本格フェンス+日除け(15〜25㎡) 中型犬・こだわりの庭づくり
100〜150万円 高品質人工芝+デッキ+屋根+水場(25〜40㎡) 大型犬・本格仕様
150万円〜 フルカスタム(プール・シャワーなど) 多頭飼い・新築外構一体型

例えば30万円台のシンプルなプランなら、「整地に5万円、人工芝と施工で15万円、フェンスと施工で8万円、排水に2万円、諸経費に3万円」といった内訳がイメージです。

これが130万円のプランになると、足に優しい高品質な人工芝に加えて、ウッドデッキや日差しを遮るパーゴラ、アジリティ(障害物)設備まで盛り込んだ、本格的な空間に仕上がります。

愛犬の種類や頭数、「家族でどんな風にお庭で過ごしたいか」を想像しながら、予算帯を決めていくといいでしょう。

「思ったより高い…」を防ぐ!整地や水道工事などの追加費用

「見積もりをもらったら、ネットで調べた金額よりずっと高かった」

そんな価格差を生まないために、プロの目線で見落としがちなポイントを整理してみます。

  • 整地・転圧:1㎡あたり2,500〜6,000円が目安です。地盤改良が必要なら+10〜30万円、傾斜地ならさらに+20〜50万円ほどかかることもあります。
  • 排水工事:水はけの悪いお庭だと、人工芝の下に排水処理をしないとドッグランが水溜まりだらけになってしまいます。
  • 立水栓の後付け:夏の熱中症対策や足洗いのために「やっぱり水道が欲しい」となっても、土間コンクリートや芝生を敷いた後だと、一度壊してやり直すため割高になります。
  • 人工芝の後からの拡張:後から面積を広げると、継ぎ目の処理や排水ルートのやり直しが発生するため、最初から作るより高くつきます。

ネットでよく見かける「〇〇万円〜」という数字、実はサイトや見積もり内容によって何が含まれているかバラバラなんです。床材や施工費だけを示している場合もあれば、整地や排水処理、境界の工事が別途になっていることもあります。

見積もりを見比べるときは、整地や排水工事といった「見えない工事」がきちんと含まれているかをチェックしないと、正確な比較にはならないので注意してくださいね。

各設備にはいくらかかる?費用の目安と失敗しない選び方

ドッグランの総額は、主に「床材」「フェンス」「二重扉」「水回り」の4つの組み合わせで決まります。

それぞれの役割と費用感を知っておくと、見積もりを見たときに「何にいくらかかっているのか」を自分で判断できるようになりますよ。

床材は人工芝で12万円〜など、数年先のメンテナンス手間で決める

床材は、大きく分けて「天然芝」「人工芝」「ウッドチップ」の3つから選ぶことになります。

床材 費用感 メンテナンス 向いているサイズ・状況
天然芝 初期費用は抑えやすい 水やり・芝刈りが必要 こまめに手入れできる方向き
人工芝 1㎡6,000〜15,000円 お手入れが楽・衛生的 全サイズ・忙しい方向き
ウッドチップ 定期的な補充コストがかかる 補充・乾燥対策が必要 足腰に優しさを求める方(誤食しやすい犬は注意)

天然芝は初期費用を抑えられるのが魅力です。ただ、水やりや芝刈りなど日々のお手入れが大変なんですよね。ワンちゃんが走り回ったりおしっこをしたりすると、すぐに傷んで枯れてしまう弱点もあります。

一方で人工芝なら、お手入れの手間はぐっと減ります。犬の爪やおしっこにも強い丈夫な素材が多く、清潔に保ちやすいので、忙しい飼い主さんにも選ばれやすい床材です。

ウッドチップはクッション性があって足腰に優しいのが特徴です。ただ、定期的に補充する手間と費用がかかりますし、何でも口に入れてしまうワンちゃんだと誤飲の心配も出てきます(市販の「ドッグラン用ウッドチップ」は安全処理されているものが多いですが、注意は必要です)。

初期費用だけで比べてしまいがちですが、数年先までのお手入れの負担やコストも一緒に考えて選ぶと、後悔しにくくなります。

人工芝の詳しい選び方やおすすめ製品については、こちらの記事も参考にしてみてください。

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フェンスは22万円〜、脱走を防ぐために成犬のジャンプ力から逆算する

フェンスの高さは、愛犬の脱走を防ぐための重要なポイントです。

まずは、サイズ別の推奨高さを確認しましょう。

犬のサイズ 推奨フェンス高さ
小型犬 H100〜120cm
中型犬 H120〜150cm
大型犬 H150〜180cm

費用の目安は、外周15m・高さ120cmのフェンスで22〜43万円程度です。

大型犬向けに180cmまで高くする場合は、この目安よりさらに費用が上がります。

高すぎると圧迫感が出て費用もかさみますが、低すぎて脱走されてしまっては元も子もありません。

「今は子犬だから低めでいいか」ではなく、成犬になった時のジャンプ力を見込んで高さを決めることが大切です。

高さだけでなく、「地面とのすき間(10cm以上あると潜り抜ける子もいます)」や「足をかけてよじ登れそうな支柱がないか」も要チェックです。

ちなみに、ご近所からの視線を遮る「目隠しフェンス」にする場合は、強度が求められる分、費用も少し高くなります。

フェンスの素材選びや高さの決め方については、以下の記事で詳しく解説しています。

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二重扉は5万円〜、飛び出し事故を防ぐため後回しにしない

人が出入りする一瞬の隙を突いて、ワンちゃんが外へ飛び出してしまう。

そんな事故を防ぐのが「二重扉(ダブルゲート)」です。

外の扉と中の扉の間にスペースを作ることで、飛び出しのリスクを減らせます。

一般的にはアルミ製のゲートとフェンス扉を組み合わせることが多く、ゲート本体5〜15万円に加えて施工費が別途かかります。

扉の開き方は、ドッグラン側に開く「内開き」にしておくのが安心です。ワンちゃんが内側から体当たりしても、外側に向かって開いてしまう心配がありません。

フェンスばかりに気がいって二重扉は後回しになりがちですが、万が一の飛び出し事故を防ぐためにも、最初から計画に入れておきたい設備なんですよね。

立水栓は3万円〜、後付けは割高になるため最初から計画する

ワンちゃんは人間のように汗をかいて体温調節ができないため、足裏の肉球や口呼吸で熱を逃がしています。

運動した後の水分補給や足洗い、夏場の水遊びができる「水場」は、最初から計画に入れておきたい設備です。

既存の配管につなぐだけなら立水栓は約3.3万円から設置できます。

新しく配管を引くなど専門業者にお願いする場合でも、6万円台〜10万円前後で収まることが多いです。

お庭が完成してから「やっぱり水道が欲しい」となると、コンクリートを割るなどの大掛かりな工事になってしまいます。

ちなみに、日陰を作るパーゴラやテラス屋根(相場は10〜50万円程度)を一緒に設置しておくと、夏の日差しから愛犬を守る熱中症対策にもなりますよ。

費用を抑えるためのDIYは危険?見えないコストと安全面のリスク

「ネットにはDIYなら14万円で作れると書いてあったけど、自分でやった方が本当に安くなるのかな?」

材料費だけ見れば、たしかに魅力的に見えますよね。

ただ、実際にやってみると想像以上の重労働で、途中で心が折れてしまうケースも少なくありません。

その「14万円」には、専用の工具を買い揃えるお金や、大量に出る土やゴミの処分費、地盤を整える費用が含まれていないことが多いんです。

何より怖いのは、愛犬の「安全」に関わる部分です。

フェンスの基礎をコンクリートで固める、水はけを計算して排水処理をする、二重扉を正確に取り付ける、照明の電気配線をする。こうした作業は、ほんの少しのズレがフェンスの倒壊や脱走といった大きな事故につながりかねません

お庭の状況によっては、そもそもプロでないと施工が難しいこともあります。

「自分で頑張ってみたけどフェンスがグラグラで、結局プロに全部やり直してもらった」となれば、お金も時間も二重にかかってしまいます。

フェンスの基礎や排水、二重扉など、脱走や倒壊につながる部分は、無理にDIYせずプロに相談する方が安心かもしれません。

外構業者・堀央創建の施工事例から見る「犬種別の設計プラン」

同じ「ドッグランを作る」といっても、どんな犬と、どんなふうに過ごしたいかによって設計は変わります。

私たち堀央創建には愛犬飼育管理士(JKC公認)が在籍しており、犬種や性格の特性を踏まえて設計にあたっています。

実際にお手伝いした事例を、設備の組み合わせとあわせて紹介します。

大型犬の事例:目隠しフェンスと二重扉で作った本格ドッグスペース

春日井市にお住まいの方から、「ゴールデンレトリバーを迎えたので、庭を本格的なドッグスペースにしたい」というご相談をいただきました。

ご提案したのは、LIXILの高さ180cmの目隠しフェンス(フェンスAB)、二重扉、防草・防臭・水はけに対応した人工芝、そしてタカショーのパーゴラです。

目隠しフェンスで外からの視線を遮りながら180cmの高さを確保し、扉は2重にすることで万一の脱走にも備えました。

パーゴラを設けたことで、日中の日差しの中でもお庭で過ごしやすくなっています。

施工事例を見る
春日井市 庭リフォーム工事(ドッグラン)

今回はお庭リフォーム工事のご紹介 ドッグランで、ワンコも人も快適なお庭空間になりましたのでご紹介いたします。 この施工事例には 目隠しフェンス 雑草対策 日陰のパーゴラ、雨もある程度しのげます 照明 物置 が含

小型犬の事例:遊ばないウッドチップから人工芝と遊び場への転換

こちらは「庭にウッドチップを敷いているけれど、ワンちゃんが全然遊んでくれない」というお悩みでした。

そこで、ウッドチップから人工芝に変更し、お庭の中に小さな丘や土管を組み込んだ、立体的な遊び場をご提案しました。

工事が終わった後、ワンちゃんたちの遊び場になり、「ご家族皆大満足です」というご報告をいただきました。

施工事例を見る
自宅のお庭にドッグラン・ドッグスペース 一宮市T様邸

一宮市 庭 施工事例 ~愛犬と遊ぶお庭~ ミニチュアダックス2匹を飼われているお客様のドッグランを造らせて頂きました。 以前はウッドチップを敷いていましたが、あまりワンちゃんが遊んでくれず困っていた時に 弊社にご相談頂きご提案させて頂きました。 ご覧の様に人工芝を敷きつめ丘を作り、土管を入れ

大型犬なら安全性を左右するフェンスと二重扉、小型犬なら愛犬が使いたくなる床材。

どちらも、ワンちゃんの様子やお庭の環境を見たうえで提案してくれる業者を選ぶことが、長く愛せるお庭づくりにつながるんですよね。

写真だけでは伝わりにくい質感や圧迫感は、ガーデンギャラリー小牧店やサンパティオ江南店で実物を確かめることもできます。

同じ犬種でも、お庭の広さや環境によって最適な設計は変わってきます。気になる方は、下記からお気軽にご相談ください。

まとめ:愛犬のサイズに合った設備をプロに相談して決めよう

ドッグランの費用は「広さ」「設備の充実度」「誰が施工するか」の3つで決まります。

一般的な相場は50〜200万円程度ですが、愛犬のサイズや求める設備によって金額は大きく変わります。

床材、フェンス、二重扉、水回りの役割を理解して、愛犬に合った安全で使いやすい空間を考えていきましょう。

この記事のポイント
  • 費用は「犬のサイズ」「広さ」「予算帯」の3つの目安から逆算して考える
  • 「思ったより高くなる」原因になりやすい整地費・排水工事・後付けの水道費用には要注意
  • 床材、フェンス、二重扉、水場は、それぞれの役割と費用目安を知って選ぶ
  • DIYは材料費が安く見えても、見えないコストや安全リスクが隠れている

愛知県尾張エリア(小牧・春日井・江南・一宮・名古屋北部)でドッグランをご検討中の方は、私たち「名古屋ドッグランデザイン」にお気軽にご相談ください。

愛犬飼育管理士(JKC公認)が、愛犬の犬種やお庭の広さにぴったりのプランをご提案します。

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